2016年4月3日日曜日
車中泊型親子旅、第二弾 ~石巻編~
子供の春休みにあわせ計画した石巻旅行に行ってきました。
前回、冬休みに決行した車中泊旅につづく第二弾。
毎度のごとく“旅”を語るのが恥ずかしい一泊二日の小旅行です。
メインになる訪問地は猫ファンの聖地『田代島(猫島)』
島へは当然船によるアクセスが必要。
となると、天気の影響や時間の調整も必要になり
前泊がBESTと判断して石巻で車中泊も楽しむことにしました。
※ 今回から車載も含めるとカメラは3台体制に。
ほとんど動画素材をメインとしてますので
スクリーンショットで掘り起こした画像を使いお伝えします。
移動はNEXCO東日本の『ふくしま・みやぎ常磐道フリーパス』
を使い目的地へひとっ飛び!
往路、復路ともに周遊エリアの端から端まで利用したので
大変お得でした。
南相馬鹿島サービスエリアに併設の『セデッテかしま』
約一年前に全線開通した常磐自動車道。
特に福島第一原子力発電所付近は立ち止まるような場所ではないので
PA、SAは皆無です。
そんななか、南相馬に位置するこちらのサービスエリアは
ドライバーにとってホっと一息つける場所ですね。
外のテナントで食べた『ぷち天ソフト』がかなり美味しかった。
ちなみにセレナのリア側はベッドルームにしてあるので
休憩のたびに寛ぐことができます。
常磐自動車道 ~ 仙台東部道路 ~ 三陸自動車道でイッキに石巻入り。
夜に車中泊で利用する予定の『道の駅 上品の郷』を下見したところ
駐車スペースが見つからないほどの混雑具合でした。
さすがに人気の道の駅だけありますね。
ただ、夜には空いてるだろうと楽観してここは退散します。
付近には子供を連れて行くようなめぼしい観光地がありません。
そんな中、ふいに目についたのが『石巻市立大川小学校』でした。
2011年3月11日の東日本大震災による津波で多数の犠牲者が出た現場であるので
もちろん観光気分なんかでは行けない。
パシャパシャと写真を撮る雰囲気ではなく、厳かに数枚を撮影。
実際に悲劇の現場を見た感想は “やはり” というか・・・
視界からは水場の存在が認識しづらい場所で
平穏な状態においては、およそ津波が来るとは予想もつかないだろう、と思った。
教訓とするならば “海からの距離よりも海抜が重要?”
平和が続いた状況では誰でも最大の危機感をもって
対策対応することは難しかったでしょうね。
たしか、大川小は保存の方向で進んでいるはず。
すべてとは言わないが
人間の特技である “忘れる” をカバーするために
遺構とするのは良いことじゃないかと思えるようになった
そんな場所でした。
先の震災でも震源地によっては自宅周辺がこのような状況になっていたかもしれない。
大人が多数居ても救いきれなかった命。
集団行動についても考えさせられる出来事です。
さぁ、気持ちを切り替えてドライブドライブ!
大川小のある北上川からブルーラインで女川方面へ
アップダウンやコーナーが多くミニバンにはちとキツイルートです。
バイクは元気に走ってましたねぇ。
途中で明日渡ることになる田代島を撮影。
距離的に牡鹿半島側からのアクセスが圧倒的に近いのですが
船の時刻が調度よいのがなく、結局は石巻からのアクセスになります。
石巻に向かう途中の『 慶長使節船ミュージアム 』に立ち寄り。
現在から400年前の伊達政宗の時代に世界に向けて出航した港。
復元船「サン・ファン・バウティスタ」が係留されてるのですが
タイミング悪く点検期間中で間近で見ることができませんでした。
展示室のほうには入館して使節団の活動などをパネルで観覧。
正宗の時代でも戦(いくさ)ばかりやってたわけじゃないことが分かった。(笑)
それにしても立派な施設なんですが、日曜でも閑散としてるあたりは
こういった施設のお決まりパターンですね。
さて、そろそろ夕飯の買い出しを済ませて道の駅に向かおうとしたのですが
カーナビの調子がすこぶる悪くズレまくる始末。
後日原因が判明するのですが、旅行中のトラブルは本当にイライラしますね。
カーナビをあきらめ、スマホナビでやり過ごして
無事に『道の駅 上品の郷』 INです。
夕方になっても温泉併設とあってかなり混みあってます。
しかし駐車場所は確保できたので
まずはゆっくり風呂に浸かってカラダをリセットしましょう。
ふたごの湯は500円とリーズナブルな価格で利用できるのですが
設備の方は値段相応といった感じです。
脱衣所が狭かったり露天風呂がなかったり
下駄箱の鍵を預け番号札と交換するシステムも意味が分からんかった。
道の駅全体としては至れり尽くせり感があるけど次は別なところに行きますよ。
とにかく、サッパリしたら車内で夕飯を頂きます。
牡鹿半島で飲食店が見つからず昼飯抜き=腹減りなんです。
車内でそのまま食べられるお惣菜のオンパレード。
車内というシチュエーションが隠し味に気分は盛り上がります。
先日プチ・カスタムしたLEDフラッシュライトのランタンが大活躍で
これ一本で一晩過ごせた。
その後調べたら“ディフューザー”と呼ばれる市販のランタン化パーツを知る。
ただし、ごく一部のライトにしか適用がなく
結局のところハンドメイドが一般的でしょうね。
こんな感じで一日目を終了。
明日はいよいよ船で猫島へと渡ります。
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